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山名眼科だより
VOL.32 トピックス〜検査課より〜 平成16年9月1日発行
■例えば、こんなことを感じたことはありませんか?

新聞のテレビ欄を見ていて、いざテレビを見ると、ピントが合わない。
ピントが合うのに時間がかかる。今打ったゴルフボールを見失ってしまった。
長時間本を読んだり、針仕事をすると以前より疲れる。
目の前に出された物が見えず、思わず顔をしかめてのけぞってしまった。など


40歳を過ぎると、眼そのもに、器質的疾患に関わらず、さまざまな視覚的能力の低下が起こります。おもに、加齢により水晶体の弾性が減弱し、調整力(水晶体をうすくしたり、厚くしたりしてピントを合わせる力)が低下することによって起こるのです(老視)。個人差がありますが40歳前後よりはじまり、加齢とともにすすんでいきます。

こんな誤解もあります。

1. 近視の人は老視にはならない。

2. 遠視の人は人より早く老視になる。

3. 遠視=老視

答え 調整能力の衰えは遠視・近視の方も同じです。

簡易視力測定チャート
図1を利用して、視力検査をしてみて下さい。まず、目から30cm離して片眼づつ視力を測ってみて下さい(近視の方は眼鏡をかけて、測って下さい)。裸眼で0.5以下であれば老視が始まっています。

老眼鏡をお持ちの方は眼鏡をかけて測定して下さい。視力が0.5以下であれば眼科疾患の可能性もありますので精密検査が必要なこともあります。ご質問などあれば、お気軽にお声をおかけ下さい。

眼鏡作成

老眼鏡の場合は、作業距離(見たい距離)により矯正レンズの度数が変わります。

左右のバランスも非常に重要となります。よく見える眼鏡ではなく、見やすい疲れにくい眼鏡を合わせていきます。眼鏡合わせの時、実際に見たい物を(地図、楽譜、辞書等)ご持参下さい。きっとあなたにあった眼鏡が見つかります。

近方加入球面レンズ度数の目安

40歳 +1.00D 前後

45歳 +1.50D 前後

50歳 +2.00D 前後

55歳 +2.50D 前後

60歳 +3.00D 前後


(2004年5月)


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