
緑内障とは
緑内障とは何らかの原因で網膜の神経繊維や視神経が障害され、視野が徐々に狭くなり、放置すると最後には失明する病気です。眼圧上昇が病因の1つと言われております。
眼圧と房水
目の中には血液の代わりとなって栄養や酸素を運ぶ、房水(ぼうすい)と呼ばれる液体が流れています。房水は毛様体でつくられシュレム管から排出されます。眼の形状は、この房水の圧力によって保たれていて、これを『眼圧』と呼びます。
緑内障の検査
【検査室で行う検査】 1.視力検査 2.眼圧検査 緑内障では眼圧のコントロールが大切になってきます。 3.視野検査 (予約制) 眼を動かさずに見える範囲を調べます。 緑内障では視神経の障害はゆっくりと起こり、視野も少しずつ狭くなっていくため、初期は自覚症状を感じることは 殆どありません。 定期的に視野検査を行うことで、緑内障の進行を知ることが出来ます。 4.乳頭画像解析 視神経乳頭や網膜の神経線維の変化を画像解析して、視神経乳頭の大きさや網膜の厚さを定量的に評価します。 緑内障では視神経乳頭がへこみ、それが拡大したり、網膜が薄くなります。 【診察室で行う検査】 5.眼底検査 : 視神経の状態を見るために視神経乳頭を直接観察します。 視神経が障害されている場合は、陥凹(へこみ)の形が正常に比べて変形し、大きくなります。 6.細隙灯顕微鏡検査 : 精密な眼圧や隅角などを検査します。 隅角が狭いと、突然、房水の排出管(シュレム管)をふさぐ危険性があります。 視野検査 (予約制) 視野検査は視野(見える範囲)に異常をきたす緑内障などの診断や経過を継続的に診るために重要な検査です。 検査には、①ゴールドマン視野計(GP)と②ハンフリー視野計(HFA)の2種類がありそれぞれの特徴があります。
①ゴールドマン視野計


②ハンフリー視野計
静的視野検査(特定の位置に明るさの違う光が出るので、光が見えたらブザーを押す検査)で主に中心部の視野(30度以内)を詳しく知ることが出来ます。(検査時間10分~20分)
検査結果


OCT(光学的干渉断層計) 保険適応
網膜断層を高感度二次元カラー断層像で抽出する装置です。患者様に与える負担を最小限に抑え網膜及び視神経の詳細な情報を捉え網膜疾患や緑内障の診断補助、経過観察が出来ます。

緑内障の検査(視神経乳頭辺縁の網膜繊維層の厚み測定します)
■検査結果■ 数値とグラフで表示されます。 ~色分け~ 白色~緑色が正常範囲 黄色~赤色は正常の網膜より薄いことが分ります。
HRT(視神経乳頭画像解析装置)保険適応外
乳頭陥凹の広がりの状態、乳頭縁における視神経繊維層の情報を三次元的に測定し解析します。

